コンサルティング手法

コンサルティングとコーチングは何が違うのか?

2022-07-18記事更新

コンサルティングの定義

そもそも企業の「コンサルタント」とはどんな役割を果たすものなのでしょうか?
世に言うコンサルタントがうまく使いこなせないと思う経営者は少なくありません。「依頼したのに経費の無駄だった…」などの声も聞きますが「VUCA1の時代」といわれる昨今、「予め用意されたうまくいくための絶対的な方法論」などはありません。それは”情緒論”や”精神論”で乗り切れるものではありません。

コンサルタントは会社の診断を行った上で、ポジティブ視点からは「それをどう発展させるか」、ネガティブ視点からは「問題を発見し、それをどう解決していくのか」など、課題を見つけ、会社がさらによくなるように方向づけをする役割を担います。

コンサルタントは「問題を解決してくれる人」とも言えますが、ここばかりにスポットが当たって「問題解決請負人」と定義してしまうと、新たな問題が発生するたびにコンサルタントに相談するだけの存在になってしまいます。

エグゼクティブコーチングの定義

このVUCAの時代に、共に歩みを進めるために必要なのは、これまでの単なるコンサルタントではなく、経営者・経営幹部に特化したエグゼクティブコーチという存在だと考えています。では「コーチ」とはどんな役割を担うのでしょうか?

コーチは「問題を解決する方法を教えてくれる人」です。
こうしたアプローチだと自分で問題を見つけ、その問題を自分で解決する方法が理解できるまでのプロセスを共に歩み、自分の力で目標を設定して問題解決していけるようになります。ここがコンサルタントとコーチの大きな違いです。

経営者や経営幹部が直面する課題は、本人だけの問題ではなく、その多くが会社にも関わっていて、しかも重要なものであるので、経営者は会社のあらゆる資源を使って問題解決に努めなければなりません。ですので、エグゼクティブコーチが経営者や会社とともに目標を達成していくためには、経営の知識や経験が必要なため、経営者には特別なコーチングが必要です。

たとえば、「売上高1億円の会社を10億円の会社にしたい」という目標があったとき、社長1人だけの力では、ほぼ不可能です。ところが、社員やスタッフとともに会社としてその目標を掲げ、お客様や取引先、さらには地域社会や世間を味方につけることができれば、10倍どころか100倍の売上でも実現できるようになります。エグゼクティブ・コーチングによって、「売上1億円の会社を10億円稼ぐ組織に変える」ことができるのです。

経営者・経営幹部向けに特化し「神経言語プログラムに基づく経営者のための問題解決メソッド」に基づいて、ビジョン・ミッションの策定から売上(利益)アップを図るのがビジョナリー・コンサルティングです。ここでの役割は”ポジティブな要素を見つけてそれを発展させる”こと。そして”ネガティブな要素があれば、それを問題として捉えて解決に導く”ということです。そして、私たちの本質的な価値は「共育し合う関係の中で、ワクワク感とありがとうが持てるコンサルティング」です。社外NO.2のポジションで、御社を10億の企業にするのが私たちの仕事です!

エグゼクティブコーチングの特設ページ

「コーチで9割」決まるスポーツの世界
非スポーツの世界では当たり前にいる「コーチ」。一流の選手であれば、全て自分の判断と自分の努力だけでやれそうにも思えてしまいますが、実はそんなことはありません。

どんなに優れた人でも、主観だけだと間違った我流を押し通してしまうことになるため、自分を客観的に見て、的確なアドバイスや指導がどうしても必要になります。ですのでスポーツの世界では、選手の影には必ずコーチや監督は必要不可欠な存在なのです。

ある著名な方が国際オリンピック委員会(IOC)で 選手強化の仕事をしている方にこんな質問をされた方がいます。

「たくさんの優秀な選手がいる中で、  オリンピックに出られる人と出られない人がいますがその一番の違いは、何なのですか?」

その答えはこうでした。 「コーチです。オリンピックに出られるか、出られないかはコーチで決まります。オリンピックに出て成功できるかどうかは、コーチで9割決まります!」

指導者の重要性はなんとなくわかりそうなものですが、個人の素質や努力はあまり関係がないように聞こえてしまい「コーチが9割」とはかなり意外な印象です。

するとさらにこう続きます。

「体力的に優れている人、運動センスのいい人は、日本中に山ほどいます。それはある意味、持っていて当然というか、その状態ではドングリの背比べ状態。そこから抜きん出ていく人は何が違うのかというと、やはり指導者、コーチの指導力の違いなのです」

このスポーツの世界で主流であった”コーチ”の役割は、実はビジネスの世界でもその必要性が重要視され”ビジネスコーチ”としてその存在が世界的に認められてきています。私は、私のセルフイメージは、法人にはビジョナリーコンサルティングなのですが、個人にスポットを当てるとビジネス・コーチです。

先のスポーツ界のように「コーチで9割」とまで言えるかどうかわかりませんが、会社の最も重要な資産を”人”だと考えるコーチの存在は欠かせない時代になってきています。

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