キャッシュフロー

財務諸表 〜結構、苦手だったりしませんか?〜

通常の損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)は今年1年を振り返った成績表であり、税務申告用のツールとしてしか認識していない中小企業の経営者の方は意外と多いように感じます。かくいう私も小さな会社の経営者でありながらそのような認識しかなく、数字はあまり得意ではありませんでした。(今でも得意というわけではありませんが…)一番は分かりづらいから「面倒くさい…」というのが正直なところでした。

 

知人の経営者でも同じような思いを抱く人が何人もいて、いわゆる「どんぶり勘定」で運営しているパターンも少なくありません。とは言え、会社を運営していくためには絶対的に数字とは向き合って弱みを補い、将来に備えるべきだという意見にはほとんど方は同意されるのではないかと思います。

 

キャッシュフロー計算書(C/S)も含めた財務3表は過去の事実の分析ツールとして有効活用すべきです。もちろん、過去の事実の分析は何のためにするのかと言われれば、将来の予測を立てて経営の健全性を保つことです。

 

特に”現金”の出入りを表すキャッシュフローは重要ですよね。どこかの金融会社が「ご利用は計画的に!」と謳っていましたが、会社のキャッシュの出入りについても計画的に行う必要があります。しかし、それは決して無謀な投資をすることや、ケチな節約をすることではありません。ましてや、簿記のような経理上の細かい内容を学ぶことでもありません。

 

社長のビジョンや方向性、ブランディングなどをキャッシュの観点から実現可能性を測ることを前提とした計画であるべきだと思います。その実現可能性が高いと判断できれば、成功のイメージができますし、ワクワクしたりモチベーションが上がったりもするものです。それでボヤッとしていたお金の不安や悩みを取り除くことだってできます。

 

しかし、何が起こるかわからない今の時代。環境や市場の変化などの外部要因で、当初の計画をこのまま進めるとキャッシュフローの観点からうまくいかないかも…ということもありえますよね。そんな軌道修正を余儀なくされる場合でも、キャッシュフローの計画は大切のコンパスとして機能させることによって、社長は今自分が将来にむけて何をすべきかにフォーカスすることができます。

 

という観点からもビジョンやミッションを言語化しておくことの意味はとても大きなものだと思います。

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